早いもので今年も1月が終わり、2月も半ば。このブログを書いてる今日はバレンタインデー(僕には関係ないらしい)、あっという間にホワイトデーがやってくる気がしている(関係ないけども)。
そういう世の中のイベントやスケジュールも気になるけれど、実務としてはもっぱら確定申告の時期(2019年は2月15日~3月15日)で、粛々と作業を進めている(気分転換にブログを書いてアタマをクリアにしたい)。色々な情報や書類を整理していく中で、月ごとの販売に目が行く。年間を通じてフラット・均等なわけではなく、やはり季節変動が結構ある。最近「申し訳ございません、現在在庫がなく・・・」とせっかくフローリストケースを欲しいと言ってくださったお客様にお断りしなくてはならないケースが続いた。もう少し、計画的に準備が出来ていればそういったことがなかったと反省しなければいけない。
そこで、お花を扱うお客様(インスタなどを拝見していると主にお花屋さんや植物を用いた空間デザインのお仕事をされている方が多い様に思う)がどの様な年間スケジュールで仕事をされているのか把握しそれとの比較で動いていこうと考えた。
・直接聞いてしまうのも良いと思うのだけど、せっかくプログラミングが楽しくなってきたのでそちらを活用することにする。
・検索データが Google トレンドから確認出来るのでそちらを使用。(定性よりも)定量データの方が客観的、俯瞰的だと思っているので良いかと。
・選定したキーワードは、まず”花屋”。季節ごと月ごとの検索ボリュームを見れば、どの時期にお花が購入される(お花屋さんが忙しくなる)のかが見れると思う。
・期間は3年(2016年~2018年)として、仮にある年だけ特異なイベントが起こっていても比較検証出来る様にする。
・上期・下期で見ると、どの年も上期(1~6月)にボリュームが集まっている。
・基準となる最多を記録したのは、2017年5月。時点は2018年3月。春に検索ボリュームが上がる傾向は毎年変わらない。それ以外では年末が少しだけ上昇。
ということがこのグラフからは読み取れると思う。シーズナリティ(季節変動)と全体トレンド(3年で検索が伸びているのか)をもう少し見たいので別のグラフを作ってみる。
少し話がそれてしまったが、特に注目すべきは3月、5月、12月なのだろう。イベントとしては、
・3月:卒業・卒園、異動シーズン(ホワイトデーは関係あるのかな?)
・5月:母の日(データだけで判断できるならば、ここが最需要期。2019年は5月12日)
・12月:年末年始(若干少ないが夏のお盆も似た傾向)
といったものが考えられる。思っていた以上に季節でメリハリがあったと思う。(勿論、本職の方にとっては当たり前のことを今更何をいっているんだという感想なのかもしれません。個人の分析結果という事でご了承ください。)
一方でこれだけメリハリがあるならば、「それ以外の季節に何をするのか」というのも一つ意識すべきことだと思う。これはイメージでしかないのだけれど、上記の様な繁忙期は新規を含めた多くの人にアプローチしていく必要があるだろうし、それ以外の期間はファンとなって下さっているお客様に新しい製品やサービスを提案して関係を深めていく活動をしていく。といった考え方も必要かなと感じる。後者に関して、例えばワークショップとかがそれにあたる。(花屋というひとつのキーワードの情報だけで判断するのは不十分かも知れないと思うが)「お花が欲しい、必要」とその瞬間に考えている人とそうでない人をタイミングタイミングで見極めることも重要だなと。そのままフローリストケースの活動にもいえることだ。
2つ目のトレンドだけを取り出したグラフを見るとより分かりやすいが、2017年は前年に比べて少し盛り上がりに欠けていたのかもしれない。2018年に少し盛り返してきたので、これが2019年にも続くようにアイデアを出していくべきなのだろう。
・お花の需要は伸びている、母の日は減少しているということから年間を通じて需要喚起・キャンペーンを行っているお花屋さん、関係者の皆様のしっかりとした取り組みが感じられた。
・”革”、”プレゼント・ギフト”などその他のキーワードも日を改めて検証したい。
・こういう見方もできるんじゃないか、というアドバイスを頂ける方、こういうのも知りたいという要望がある方はコメント、メールなど頂ければ幸いです。
以上です。他のブログもぜひこちらからご覧ください。
"フローリストケース"の検索ボリュームについて作図。元々はこちらの話から上記調べ始めているのに、ダイレクトなワードを忘れていました。