・友人や家族へのプレゼント、2つ目購入のお客様が増えました。フローリストケースを気に入っていただけたことが、とても嬉しい。少しずつではあっても、長く続けていきたいと感じる。(本当にありがとうございます。)
・お問い合わせに対して、「在庫なし」の状態が去年より少なく出来たと思う。第一希望のカラーではないんだけど・・・というお客様はいらっしゃったかもしれないです(大変申し訳ございません)。一方で、何も提案出来ないということがあった頻繁に起こってしまった昨年の状況が、少しは改善したと感じている。入手できる革とそこから製作できる製品の数量をよく検討・確認する様にしたこと、前年実績から季節での動向を基に動いたこと、需要・人気があるカラーについて予想(SNS/雑誌など他のアイテムの流行も確認)する様にした。併せて今年の動向も確認して、よりご満足頂ける対応を目指していきたい。
・販売予測にプログラミング(Python)を使用する様になったことで、より正確に・早く行動できる様になった。データの可視化・分析だけでなく、データ取得の自動化の技術も、毎日四苦八苦だけども、一年前と比べれば上達しているのではないか。
・こうあったらいいなという目標ベースで動いたことが繋がっていく、そういう感覚を得られたことも大きい(抽象的すぎるが)。昨年末、SKLO(製作をご担当頂いている)斎藤さんにマーケティングについてご相談を受けて、当時はまだ「できるだろう・・・」というレベルのアイデアも正直あった。でも、年始からこの課題に猛ダッシュで取り組んだことで、サイトのリニューアルも1、2ヶ月で完成していたと思う。「おー、なんだかんだで出来たな!」という、そういう感覚。手前味噌ではあるが、「革 OEM」と検索すると該当サイトは、上位・1ページ目(2019年12月現在)表示されており、製作依頼も急増したということ。今は購入者アンケートの仕組みを構築したり、それを製品企画やさらなるサイト強化に繋げられないかと考えている。
・SKLOは製品が豊富にあり、また自身が作り手であるし、すでにファンも多いから、仕組みを最大限に活かせる。一方で、GAARUは今のところ単品のため、仕組みというよりも、一つ一つのコミュニケーションを大切にしなければいけないと思っている。いずれは製品数を増やしていきたいと考えて、2、3のアイデアで試作をしてみたが、全て保留としてしまっている。やはり商品企画が課題だ。IDカードケース、レコード用の額縁など形にしてみたものの、今ひとつハマってこない。っぽくない。自分自身も改めて納得させられる様な、製品のバックグラウンド、ストーリーがない。けど、そういう時は無理して試作とかしないでもいいのかもな、と力が抜けたことも前向きに捉えたい。
・マーケティングに関してはもう一つプロジェクト?と言っていいのか、が動いている。ジャズファン(自身もギター・ピアノ演奏)の友人からの誘いで、ジャズバー・アーティストのプロモーション支援をスタートした。写真・動画撮影、フライヤー製作、ホームページ製作等、とにかく全部やろうと思う。GAARUで培った知識・技術、経験が活かせるし、さらに上達させるためにとてもいい機会を貰っていると思う。感謝。アーティストの方々はとても個性的で、そこに興味を持っていく中で音楽やライブの楽しさも理解できる様になっている。方法をコピペするだけじゃなくて、こちらの人や知識、あちらのリソースを繋げることで、新しいアイデアも出るのではないかと思っている。先のハマってない状況突破したい。
・長期的な話になるが、個別ニーズに捉えるだけでなく、やっぱりマクロ、日本の流れを捉えたプロダクト・サービスをいつかローンチしたい。Walking Stick を作った時の気持ちをしばらく押し込めていたけれど、原点はそこだろう。
ダラダラと書いてしまった、と言いつつ本当はもっともっと思いつくことがあるけれど、ブログを書くとこれくらいの文量でいつも疲れてしまう。思い出したら、書いて、思い出したらやってみて、少しずつ前に進んでいけばいい。そういう良い力の抜き方を学ぶことが出来た一年だったと思う。来年も頑張ります。