でも、「直接使用される方に、製品を見て頂ける場所を少しでも増やしたい。」という気持ちで何度もご挨拶に伺わせていただきました。
元気で健康でいて欲しいという想いは共通
そうしたやり取りの中で、パートナーとしてご協力頂ける様になったのは、いつまでも元気でいて欲しいという共通の想いがあったからだと思います。
GAARUの使命は「杖は恥ずかしい」というイメージを変えることです。必要に迫られてから持つものではなく、元気でいるためのアイテムの一つにステッキが成ればいいと考えています。
ステッキをお母様にプレゼントされた方から「友達に自慢しまくってるで!」や、別の方からは「ステッキをきっかけに、オシャレして出掛けてみた!」というお声を聞く度に、そのために活動してきたことが、徐々に芽を出し始めているなと感じています。
その場では纏まった言葉ではなかったかもしれませんが、素直な気持ちでお話させて頂き、共感頂けたことはとても嬉しかったです。
その後詳しくお話を聞かせて頂くと、畠山先生は介護予防施設での勤務経験をお持ちで、要支援の方々のリハビリに努めていらしたこともあり、冒頭の杖の必要のない体にしてあげたいという想いをお持ちなのだと気付きました。
また、そもそも要支援や要介護になる人自体を減らしたいとの想いから、その前段階にいる人にいち早くアプローチ出来る手段として整骨院の開業を決意されたそうです。
それでも啓蒙の効果が徐々に浸透しているのを実感したのは、近所を歩くのが精一杯だった利用者さんが成田山に行ってお参り出来るまでになり、そのことを嬉しそうに報告してくれた時だそうです。
そうした経験にイメージを重ねて下さったのでしょうか「年だからと諦めずに、出来ることから少しずつでもいいから始めて欲しい。家に篭り出歩かなくなればますます体は弱ってしまいます。その様な方を減らす為に杖のイメージを変える、簡単なことではないかと思いますが、応援していますので頑張ってください!」とお言葉を頂きました。
畠山先生のお言葉の通り、意識を変えるのは簡単なことではないですが、先生の取組・経験からも学ばさせて頂き、楽しみがあるステッキを広めていきたいと思います。引続きどうぞよろしくお願い致します!