「普段やれない、やりたいこと」がテーマということで、ミルエクラさんと御付き合いのある作家さんなどがイベントに参加されていて、約200人の来場者の皆様も非常に楽しそうでした。残念ながら、裏方でバタついており、僕自身が楽しむということはあまりなかったですが、改めて地域のお客様から「愛されているお店なんだなぁ」と感じました。
個人的な反省、写真の話ですが、「全体像撮るのは良い(上手、というポジティブな意味で勝手に捉えています)。人物の正面からの撮影は、人によっては表情が硬いままだね」というフィードバックを頂きました。声を掛けるタイミングとかもう少し工夫しなきゃなぁと思います。瞬間を捉える、ある意味醸成するというのは、なかなか奥が深い。
また、当日フローリストケースのお客様もお見えになられて実物を確認してご購入頂けたことも嬉しかったです。製品コンセプトとして革の端材を使用しているというところもあり、製品毎に表面の風合いなどが異なります。だから、実際に手に取って頂いて気に入った製品を選んで頂くのがベストだなと思っています。ぜひお近くの方は店舗まで足を運んでみて頂ければ幸いです(詳細は、上記Facebookアカウントなどからご確認頂けます)。
始めては止まり、作っては壊し。3歩進んで、2.8歩下がる。みたいなことを繰り返しております。。。それなりにカタチになりそうなアイデアも思い浮かぶのですが、いざスタートしてみると、「これじゃないな・・・」となることがほとんど。本当に毎日だ!という位、そんな感じです。(ボトルネックは自分だなと思います。そこまで先読みせず、まずやってみるという気持ちがいると思いました。ブログの更新頻度が低いのも、それが理由だと書きながら気づきました。反省。。。でも、しっかりと作りこむんだ!という気持ちも絶対に大切だと思うんですどね。)
先日のブログ「”モノからコトへ”と言われる中で、次に価値があると思う事」で書いたのは、どちらかといえば長期的な考え方でした。ここで提案する様なことが受け入れて貰える、その前提として存在を認知して頂くためにも、いま、モノづくりでも前に進まなければいけないかなと思います。
和(ジャパン、ローカル)とか、福祉(ソーシャル)とか、衣・食・住とか、いろいろな視点・切り口を比較しながら、自分が一番価値を生み出すことのできるところを考え抜きたいなと思っています。忘れないのは、やりたいこと+求められること。どちらも妥協しない様にしたいと思います。まあ、あれこれ考えるのが好きなので、良しとさせてください。(余談ですが、ベンチャーは商品開発スピードが速い!と言う様な話をよく聞きます。が、GAARUはこの感じだと1年にひとつ(でも上出来)という感じです。そっちが絶対に良しと言うわけではないと思いますが、どうやったらそう出来るのかということも勉強しなきゃなぁと思います。)
そこから画期的な新製品のアイデアにつながったわけではありませんが、ひとつひとつの工程を手を動かしながら理解出来たことは大きいと思います。例えば、ある裁断面はあえて斜めにカットして、縫い上げた時の表面を滑らかな仕上がりにするといった細かい工夫があったり。設計段階では気付かないけれども、実際に縫っていくと詰まる部分があって改善点が見つかったり。革製品のモノづくりについて、これまで以上に理解が深まったことは大きいです。僕は職人ではないですが、ひとつひとつ学んでいって、お客様にしっかりとお伝えしていきたいと思いました。
と言う感じで、牛歩ですが、前進しています。みなさん、ぜひアドバイスください!!よろしくお願い致します。