6年前、営業の関根さんが会社の看板設置をお願いしたことがきっかけでお付き合いがスタートし、昨年にはご自宅のリフォームをオカムラホーム様で施工されたそうです。会話の様子を拝見していると、家族の様な親しみを感じます。
そのお祝いと「いつまでも元気で居てくださって欲しい」という想いを込めて、オカムラホーム様からご夫婦にステッキをプレゼントして頂きました。この様な大切なタイミングにGAARUにお声かけ下さったことは大変嬉しいことでした。この場を借りて深く御礼申し上げます。
「良い男過ぎて、逆に結婚が遅れた」という周りの話や、そこから奥様とのドラマティックな出会いの話など、時代の流れ、ライフスタイルの変遷なども分かり、とても興味深く聞かせて頂きました。別でインタビュー記事を書かせて頂きたいくらい学びが多かったです。
そんな御主人と奥様がWalking Stick を手に取られた瞬間、「これは、いいねぇ。嬉しいな!」と仰って下さった時は、本当に感動しました。「日常使いするのは、勿体ないかも・・・」と仰っていましたが、ぜひともパートナーとして、ご使用頂ければと思います。気になるところがあれば、いつでもお声掛けください。
こうした方々の話を伺っていると、亡くなった祖父のことを思い出します。今思えばすごく可愛がってくれていたんだなぁと考えますし、家族ゆえにこうした話をする機会もあまり有りませんでした。もっと話せば良かったなぁと、ふと思いました。
「杖=年寄り」というイメージをお持ちの方は、そこまで弱ってしまったかとネガティブに考えてしまいがちですが、ご主人の様に退院後車椅子から始まって、リハビリ・回復を経てステッキに移行されていく方も多い様です。
そうした役割を考えれば、ステッキ・杖はとてもポジティブなアイテムになりますし、「これを使用できるところまで、まず頑張ってみよう」という目標、シンボルになれるのではないかと思います。現にご主人は、最近はステッキを持ってお一人でも外出し、ご友人と楽しく過ごされているそうです。
「転ばぬ先の杖」という言葉がある様に、杖には予防や高齢者のイメージが強くあります。一方で、それゆえに当人にとっては認めたくない気持ちがあることも確かです。活動を進めていく中で、そうした反応に出会う度「自分たちがやっていることは、独りよがりなのかな・・・」と不安やジレンマを感じることもありました。
しかし、今回の出会いは、そうではない一面を強く感じることができました。「思いやりが、人を幸せにする」というのは本当だなということも感じました。
次は自分たちが、その様な気持ちを他人に伝えられる様に活動を続けたいと思います。それが恩に応えるということだと信じています。
お利口なワンちゃんに見送られながら、想いを新たにした日でした。ありがとうございます。