実は今回ご注文頂いたのは前職時代の上司、Hさんです。何かと気に掛けて頂いている方でしたのでご挨拶方々、直接手渡しさせて頂きました。
自分が作った製品を元上司に見せるという事で直前までとても緊張していましたが、「元気そうやんけ!」と声を掛けて頂き、変わらず、いや以前にも増してエネルギッシュな姿を見て、思わず顔がほころんでしまいました。
一通り近況報告を済ませたところで、気になる購入動機について聞いてみました。前職の可愛い部下だから・・・というのもあったと思いますが、一番はデザイン性をご評価頂きました。「自分でも持ちたいと思った。」とお褒め頂いたので、その部分について詳しくお伺いすると、、、
以前Hさん自身が体を痛めて”杖”が必要になった際に、人の視線が気になったそうです。確かに歩行は楽だけど、支給された杖では気持ちが落ち着かない、恥ずかしい。
そんな自身の経験から、GAARU の WalkingStick ステッキに関心を持って頂いたそうです。特に革巻きというところに高級感を感じ、魅力的であったとのこと。
「杖ではなく、ステッキ」
Hさんは上記の様なご自身の経験もあったことから、杖は必要があって使うもの。ステッキはお洒落も楽しみながら歩行を補助するものという認識をお持ちで、まだ杖は必要ではないけど少し足は衰えてきたお母様に、早いうちから慣れた方が良いという想いから、傘寿のプレゼントにステッキを選ばれたそうです。
ステッキの話だけでなく、販路・営業先などに関するアドバイスも頂き、辞めた人間に対してそこまで親身になってお話頂けることに対してすごく嬉しく、また恐縮するばかりでした。
楽しく、学びの多い時間はあっという間に過ぎ、ステッキを持ったHさんはお母様のところへ出発されてしまいましたが、数日経った今でも、感謝の気持ちが残っています。
後日、Hさんからは写真を添えてメッセージを頂きました。
支えてくださる方々との繋がりを大切にしよう。前職ではよく”義理・人情”というフレーズを使っていましたが、それを改めて意識した一日でした。