そんなテンションなので、このブログも多少ダラダラと書いてしまいますが、予めご容赦頂ければと思います(耐えれないという方は、先に別ページへお戻りください)。
でも、それについて考える事でGAARUの将来についても考えられると思っていますので、御付き合い頂ける方が居れば、とても嬉しいです。
”モノからコトへ”というトピックは、新聞やテレビでもよく取り上げられていると思いますし、僕の周りでも頻繁に議論される様になりました。この季節だと、ハロウィンの盛り上がりなんかは典型例なのではないかと思います。下記は、僕のモノ・コトに関する理解です。
モノ:製品やサービスの機能や特徴。「付属品が10個で○○円!」とか「特許取得」と言う様な表現がされていて、客観的な数字で表されることが多いと思います。
コト:体験・機会。その製品やサービスを通じて、どの様な楽しみや喜びが生まれるかにフォーカスしている。機能よりも心理的変化に注目するため広告などでは想定使用者のコメント、本音・意識の部分に関連した表現が多くあります。
例えとして他の方がよかったかなぁと後悔していますが、ハロウィンのコスチュームを買うのは着心地が良いからではないですよね。イベントに参加して盛り上がるためです。だから、たとえどれだけ丁寧に作りこんでいても、製法を前面に押し出したパッケージや広告の製品って少ないのではないでしょうか。「みんなでたのしもう」というメッセージがそこにはあります。
言い換えると、新しいライフスタイルを提案しているということ。GAARUの”暮らしに、余白を。”というコンセプトも、自分で言うのは恥ずかしいですが、そういった流れを意識しています。
ひとつに、いまのGAARUの様に「間に入って、コミュニケーションを取る」役割が徐々に不要、少なくなってくるだろうと考えています。
僕自身、お客様からご意見やご質問を頂くと、「こうすればいいんだろうな」というアイデアを考えることは出来るのですが、実際にそれを形にするには職人の方にお願いしなければいけませんし、そのために時間も要しています。また、それを職人さんにお願いして過程をご一緒させて頂く中で感じたのですが、「新しいことに、挑戦すること」を良いクリエイターは楽しむんだなと思います。
だから、間をなくして、使用者と生産者がダイレクトにコミュニケーションを取れる様になっていくべきなんだと考えています。そういうコトが楽しい。個人としてジレンマはありますが、全体としてはそちらが進むべき道だと思っています。
既に世の中ではハンドメイドが浸透してきていると感じますし、ITツールなどの普及でより高度なことも出来る様になっていくでしょう。
そうなった時にコトの質も変わるんじゃないかなぁと思います。より自分の求めるモノ、専門性が絞られてきますし、それを提供できる特定の場所にこだわる必要があると思うんです。これが冒頭の”ココ”という表現につながっています。
この先生に学びたい、この人に聞いてみたい。そしたら、もっとこんなことも出来るかもしれない。そんなことを考える人が増えていくと思います。
また、その方向性において、(1)ゼロから自分でつくってお客様まで届けたい、(2)新しいもの(上記コンセプトの中で言うと、Pleasant)にしたい、と思っています。
それらを考慮してみて、いま自分が可能性を感じているのがITの分野です、急な話ですが。まだまだ未熟なのでこれまで書いていませんでしたが、プログラミング(C#, Pythonなどの言語)の学習を続けています。そのスクールに通った経験が、上記の様な”ココ”のロジックに繋がっているというのも事実です。”ココ”というのはリアルだけではなく、ITでも実現したいなと僕は考えています。
色々書きましたが、特に上記の(1)の気持ちが強くなっています。自分も表現したいので、新しいことに挑戦していきます。
これまでのGAARUの活動を通じて僕が教えて頂いたのは、つくる楽しみです。楽しみを起点に生活が変わっていきます。だから、その価値を広めていくこと、共感してくださる方が居れば嬉しいなと考えています。
「松本の話は抽象的だ」、「数字を使ってもっと具体的に」という先輩方のご指導が聞こえてきそうですが。。。(笑)
近況報告まで。今後ともどうぞよろしくお願い致します。