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【インタビュー・前編】起業したいならdaibeamに相談に行くといいよ、物件だけじゃ無い”つながり”がそこにはあります。

5/2/2016

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イベント前のdaibeam夫妻にインタビューしてきました!
オルタナ系不動産屋 daibeam 宮本尚徳社長(左)、宮本亜佳音店長(右)
GAARUの拠点・八千代ではとても有名なお祭り”ヤルシェ”。昨年は開催1日で約8,000人を動員し、今年は15,000人/2日(5/7-8開催)もの来場が予想されています。

​そんな大イベントをオーガナイズしているのが宮本社長率いるオルタナ系不動産屋”daibeam”と、店長が運営する”わっか”です。ステッキ作りとは無関係の様に思えるお二人ですが、GAARUの活動はこの方々のサポートなしには語れません。今回は前・後編に分けて、これまでの経緯や事業、イベントに関する想いをご紹介したいと思います。
八千代市勝田台の駅前にある不動産屋さんです。
東葉高速線・京成線勝田台駅すぐ近くに有るdaibeam
会社を始める上でGAARUが最も苦労したことのひとつが”本店所在地の決定”です。

流行りのシェアオフィスやバーチャルオフィスを使えばコストも抑えられるし良いかな?と軽い気持ちで始めた事務所探しでしたが、当初の予想をはるかに超える手間と時間が掛かりました。特に有形のプロダクトを扱うモノづくりベンチャーにとって、上記の様な限られたスペースでの作業は現実的ではなかったからです。

それに気付いてすぐに街の不動産屋さんを訪ねて回りましたが、商用テナントと言われる物件は高額な賃料が発生する場合が多く「スペースはこれ位必要で、僕らの家から通える範囲で、賃料はこれくらいで・・・」というこちらの要望を聞くと渋い顔をされる方がほとんど。

1ヶ月ほど探し回っても良い返事をくださる所がなく途方に暮れていた時に、たまたまネットで見つけた”オルタナ系不動産屋”daibeam。駄目元で飛び込んだのが全ての始まりでした。
絶好調のdaibeam 宮本社長。
「他人を笑わせるのが大好き」と話す宮本社長。自身も笑顔を絶やさない。
「杖!?面白いね!なんで?」
​勿論リップサービスの部分もあったと思いますが、初対面の反応が他とは全く違っていたことを思い出します。普通は条件の確認から始まる不動産屋さんとのやり取りですが、ここではそんな話がほとんどありませんでした。
古民家や地域の物件が得意だそうです。
修繕・管理などに手間が掛かるため他が避けたがる古民家だが、daibeamは積極的に取り扱っている
「なぜ杖を作るのか」、「お客様に伝えるべきことは何か」そんなところからブレストを始めて宮本さんが提案されたのは古民家を改装してモノづくりを行うこと、そしてその活動を通じて地域コミュニティと交わり貢献することでした。これは後編でご紹介する奥さんの取り組みにも関わることですが、前回のブログで書きましたアイネット和音との製品開発もdaibeamのお二人を通じてスタートしたものです。

最終的にはタイミングやコストの課題から現在の事務所であるアパートの仲介をして頂くのですが、​​GAARUの二人が「これから求められる事業とは何か」ということを深く考えるきっかけをお二人はいつも与えてくださいます。それにアイデア出しだけでなく最後まで面倒を見てくださる姿勢にはいつも感謝ばかりです。

しかし、これは普通の不動産屋さんでは有り得ないこと、非効率なことです。それが分かっているにも関わらずdaibeamが「オルタナ」を貫く訳について聞いてきました。
スマイル頂きました。
自身の掲載誌を片手に、この日も絶好調の社長
GAARU 松本(以下、松本):まず教えて頂きたいのですが、”オルタナ系”ってインパクトありますけど、どういう意味なのでしょうか?

daibeam 宮本社長(以下、敬称略):これはオルタナティブの略なんだけど、「商業的な流行や時代の流れにとらわれない普遍的なものを追い求める、アンダーグラウンドな精神を持つ不動産屋さんでありつづけよう」という意味で付けたんだよね。

松本:確かにアングラってわかります(笑)自分で言うのもなんですけど、普通僕らの案件なんて面倒くさくてやらないですよね?

宮本:そうそう「また来たよ」って思った(笑)。内心はすごい嬉しいんだけどね。そういうこだわりのある人たちのお手伝いをすること、他の不動産屋さんがやらないことこそが自分たちがやるべきことだって思ってるよ。

松本:ありがとうございます、僕らがステッキ作りを出来るのもdaibeamさんのおかげですね。でも、そこで気になるのは「なんでそんな考え方が出来るの?」ってことですよ。何か切っ掛けがあったのでしょうか?
店内に並ぶ雑貨
たくさんの雑貨が並ぶ店内、これを目当てに来られるお客様も多いそうです。
宮本:それはね、前職での経験が大きいかな。そこも不動産会社で当時は営業として頑張っていたよ、トップセールスだったね。それから企画開発の仕事もする様になったんだけど、そこで色んな会社を訪問する機会があったんだよ。

松本:それは楽しそうですね!

宮本:そうそう。それで埼玉のある住宅メーカーを訪問した時にそこのオフィスを見てすごい感心させられたんだよ。全面ガラス張りで、家具とか雑貨も置いていて、それがすごくお洒落で。不動産屋の前はアパレル業界に居たこともあって、すごい興味を持ったんだ。何か「不動産屋たるもの」ていう概念を壊されたっていう、衝撃だね。

松本:「不動産屋たるもの」ってなんですか(笑)気になります。
ダイビームのチラシ。
ダイちゃん(社長あだ名)のビームで既成概念を壊していくというのが社名の由来
宮本:話し出すと2時間くらい語れるけど、聞く?

松本:3分くらいで纏めていただけると助かります。

宮本:しょうがないな(笑)まず、不動産屋って値段の高いものを取り扱っているでしょ?だから高級なスーツを着て身なりを整えなきゃいけないし、お客さんが来たら受付で用件を聞いて、応接室で対応するっていうのが礼儀だって考えられているんだよ。お客様を大切にする姿勢はすごく大切なんだけど、自分はここまですることに少し違和感があったんだ。

​松本:確かに不動産屋さんのイメージってそんな感じですね。違和感というのは?

宮本:自分の営業としての成功体験を振り返った時に「丁寧な対応をすること」よりも「お客さんとの距離を0にする」ことが大切だって思っていたんだ。言い換えると「お客さんと友達になる」ってことかな。
daibeam 入口の様子。
遊び心に溢れた店内、入り口にあるマットもオシャレ
松本:確かに(笑)ここに来たら趣味の音楽の話ばかりさせてもらっている気がします。

宮本:そうだよね。その人がどんな人で、どんなことを望んでいるのか理解した上で出来る限りのことをしたいと思って仕事をしてるよ。だから、GAARUのこだわりをお客さんに分かり易く伝えるために、古民家で工房を持つという提案をしてみたんだ。

松本:そうなんですね、そこまで考えられていたとは頭が下がります。そんな話を聞いてしまうと「なんで?」って気になることがいっぱいありますよ。​店内で雑貨の販売をしていたり、店舗プロデュースやデザインもされていますよね。

宮本:やっぱりどれだけお客さんとの距離を縮められるか、そのために他がやらないことを追求するってことが全部に共通しているのかな。不動産屋って入りづらいイメージがあるから、雑貨屋さんとして地域の皆様とコミュニケーションを取ってみようと考えたし。場所を提供するまでならどこの不動産屋さんでもするけれど、そこから先のあり方を一緒に考えて店内とかの表現を作り出していくというところまで自分はやりたいと思っている。やっぱり根本的に自分はそういうことが好きなんだろうなと思うよね。

松本:やっぱり”好き”って大切ですね。

宮本:その通り。今の時代って選択肢も多いし、こうあるべきっていう答えがない時代になっていると思うんだけど、だからこそ成功も失敗もやってみなければわからないよね。だからとことんこだわって、自分の信念を貫いていきたいと思ってるよ。そうしてきたからこそ二人を始め、みんなとのつながりがあるんだし。

松本:とても共感させられます。お話を聞いてますます思いましたが、宮本さんのアイデアや考え方にはいつも救われている気がします。今後もアドバイスくださいね。

宮本:こちらこそ、ありがとう。(インタビュー終了)
イベントの準備をする宮本社長、お忙しい中ありがとうございます。
所感:
冒頭の写真でお二人が持っている「ARE YOU READY?」のヤルシェイベントポスターも宮本社長が自らデザインされたものです。無いなら自分で作ってしまおう、変えてしまおうとまず行動を起こされるこの姿勢にいつも関心させられています。また、”距離感0”という言葉がありましたが、これは本当に偽りが無いと感じます。お店を訪れると近