紳士がステッキをファッションに取り入れたのは、他人との違いを主張するちょっとした遊び心があったから
それまでのフランスを中心とする貴族文化においては装飾を増やし、表現が正しいかどうかは微妙ですが「とにかく派手」なことが良いとされていたそうです。貴族を中心とした特権意識がそうさせたのでしょう。
それに対するカウンターカルチャー、アンチテーゼとして、イギリス文化が発展しました。産業革命の進展により安く大量にモノを生産出来る様になって、そうしたものを身に着けることも受け入れられました。
しかし、やはり「他人とは違う」、「オリジナル、ユニークな存在でありたい」という人の欲求はいつの時代でもなくなるものではなく、同一のタキシードなどを着る中でも他人との違いを表すアイテムがファッションに取り入れられる様になります。こうして発展したのがハットやネクタイ、それにステッキです。
そしてそうした考え方やファッションスタイルは、欧米諸国をはじめ明治時代には日本にも広がっていきます。夏目漱石など文豪たちがステッキを愛用したという記述も色々な文献で確認できます。
自分のスタイルを持つには、まず自分自身を信じなくてはいけない。
そして彼はこうも言っています。
ファッションは廃れる、しかしスタイルは永遠である。
歩行補助の杖ではなく、「それはファッションステッキだね」と言われるくらい、遊び心を持って服や持ち物を選べば、きっと楽しい雰囲気が他人にも伝わるでしょう。
自分自身をよく知る「何にワクワクするのかな」。それが出来れば、あとは表現するだけです。その時にもしステッキのことを思い浮かべられましたら、ぜひGAARUのステッキもご検討頂ければと思います。品と質を併せ持ったこだわりのステッキをお届けします。