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【インタビュー】Walking Stick On Any Sunday

5/11/2016

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「週末はステッキを持ってお出かけしましょうね」ということが言いたい訳ではなく、On Any Sunday というバイクパーツ・クロージングストアに伺った時のお話です。daibeam から繋がって、おもしろ過ぎる輪が広がっています。
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平日が嫌いなのか、ただ単に訪問者に困惑しているのか、悩んだ顔をする店主の石井さん
ステッキ持ってバイク屋さんに伺う意味が分からないという声が聞こえてきそうですが、これにはちゃんとした理由があります。

・Walking Stick を実際に触れる場所を作りたい。
・今ない場所に、ステッキがある様に出来れば面白い。
・こだわりのカスタムパーツや洋服を扱う On Any Sunday。
・バイクに用いられるレザーや金属・樹脂加工について、ステッキにも応用が利きそう。

鋭く、かつユニークなアイデアをくださるオーナーの石井さん。こだわりも凄く「Walking Stick を育てて頂くには最高の相手だな」と惚れこんでお店に伺いました。紹介してくださった daibeam 宮本夫妻にも感謝です。
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店内に置いてある石井さんの愛車、4代目だそうです。
GAARU 松本(以下、松本):バイク、すごいですね!お恥ずかしいですがこんな間近で見るの初めてですよ。それに横にある洋服や小物もとてもお洒落ですね。なんか、失礼な言い方かもしれませんが、バイク乗りって感じがしないです。もっと武骨で、男くさいイメージばかりしていたんですが・・・

On Any Sunday 石井さん(以下、敬称略):もちろん、そういった方も健在ですよ。というか、主流かな。でも、他の業界と一緒で、最近は色々なファッションやそれこそバイクの改造、デザインも生まれてきていて。人それぞれの個性が出る時代かもしれないですね。
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松本:そうなんですね。そんな中どうしてこういった感じでお店を始めようと思われたのですか?(店内BGMを聞いて)ストリートカルチャーや音楽アーティストの影響も受けられている印象があります。

石井:元々アパレル(某外資ブランド)で働いていて、服とかスニーカーにはこだわってたし、20代はよく外で遊んでいたんです。そんな時に、友達と徹夜した日なんですけど、明け方休憩しながら通りを見ていたらすごいカッコイイバイクが目の前を通って・・・なんでか説明できないですけど、とにかくそれが格好良くて。そこからハマっていってしまったという感じですかね。
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石井:色々な人とバイクに乗ったり話を聞いたりするうちに、カスタマイズもする様になって。それでこだわってクラシックモデルの純正パーツを探す様になったんですよね。でも、色んなお店やサイトを探したんだけど全然見つからない、とにかくレア。偽物を買ってしまったこともあって。

松本:「それなら自分で作っちゃおう!」と。

石井:そうそう、何とか手に入れたオリジナルを元に今の製品を作っていったんですよ。お陰様で好評を頂いて、遠くからわざわざいらっしゃるお客様も多いですし、海外からのご注文もいただきます。こうやってバイクを改造したり、スピードを追求したりするある種アウトローな人たちを "1 %er ワンパーセンター" とか呼んだりするんですけど、そういう人たちのコアなニーズに応えていければいいかなと思います。(この後、オススメのバイク映画について教えて頂きました。とても面白そうです。)
松本:そういう”我が道を行く”感じ、すごい好きだなぁ。たくさんこだわりをお持ちの石井さんだからこそ聞きたいのですが、石井さんならどうやってステッキを変えていきますか?

石井:バイクみたいに詳しくはないので何とも言えないけれど、こちらの分野とのマッチングは出来そうだよね。例えば、レザーのカバーの部分とか。

松本:と言うと、どういうことでしょうか?

石井:バイクが好きな人って本体だけじゃなくてシートとかジャケットにも刺繍やペイントを施したりするんだけど、それを使って世界に一つのステッキを作ってみるのも面白いかもね。派手にやらなくてもワンポイントで作れば GAARU のイメージを崩さなくていいんじゃないかな。もちろん、技術はピカイチですしね、カッコイイと思います。

松本:なるほど、面白いですね!「他の人と違う」ステッキを求められるお客様は多いですし、新たにステッキに興味を持たれる方も増えそうだ。いいアイデア、ありがとうございます。

石井:近くにいる者同士だし、歳も近い。色々案出し合いながら一緒に頑張っていきましょう。そういえば、来月・・・・(ブレストが続く。)

*本日はここまで。続きは企画が固まり次第報告します。
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所感:
この後も次々とアイデアが出て興奮してばかりの1日でした。まずはひとつでも形にできればと思っています。

​最近つくづく思うのですが、僕たちがわざわざステッキを扱う意味って「変化を作り出すことだよな」と。もちろんこれまでのステッキの歴史や取り組みに敬意を払うことは大切ですが「おっ、そういうのもありだね」という形を作れないとわざわざ新しく参加する必要はないと感じています。

​その時に大切なのは多様性、壁を作らないことなのではないかと。僕自身バイクには乗らないし、車も含めて改造をしたことがありません。けど、バイクへの想いとかそのバックグラウンドや精神性を理解しようとする石井さんの考え方にはとても共感します(ここら辺の話が気になる方は是非お店に足を運んで直接聞いてみてください、すごい面白いですよ)。

そこにステッキの話、英国紳士を中心としたファッション史について等、ぶつけていくと自然と化学反応が起こる感じです。​この感覚がすごい好きだし、新しいものを作るためには繰り返していかなければいけないんじゃないかと思います。

​とにかく学びの多い1日でした、ありがとうございます。

On Any Sundayさん(@onanysundayco)が投稿した写真 - 2016 3月 28 9:32午後 PDT

On Any Sunday Co
〒285-0023
千葉県佐倉市新町178
Tel +81-43-312-9555
Fax +81-43-312-9556

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