少しもっさりしてきたので、風通しをよくするために間引き(剪定)をしなければと考えていたら「それを水につけて育たないかな、増やしたいな」と思い付いた。調べてみると、ローズマリーの場合、挿し木を勧める記載が多い。
挿し木(さしき)は、広義には植物の茎と根を兼ね備えない一部分を切り取り、そこから茎と根を具備した独立個体の植物に仕立てる無性繁殖法。
挿し木は利用する部分によって、枝挿し、幹挿し(茎挿し)、根挿し、葉挿し、地下茎挿し、球根挿し、果実挿しがある。一般的には、母株の枝あるいは幹(茎)の一部を土に挿し、その一部が地上に出た状態にしておくものを挿し木(狭義の挿し木)という。
挿し木 - Wikipedia
・葉がたくさんついている枝茎を選ぶ。元気がよく、今年伸びてきたものだろうなという茎。
・土に挿していくことを考慮して、少し長めに切る。10〜15cm くらい。
・剪定した茎の下の方の葉を落とす。
・下の先端部分は斜めに切り落として接触部分を確保する。両サイドから落として楔型にする方法もある。
・殺菌が上手くいっていれば、発根を阻害する要因が少なくなっているはず。
・栄養分が少ない土の方が発根を促し、挿し木には向いているらしい。
・赤玉土を多く混ぜたので、水はけがよく呼吸もし易いはず。
といった理由で、今回は先日熱湯消毒した土を使用する。写真のプランターから別の小さな鉢に土を取り分けてしっかりと水分を含ませる。
土の再利用のために熱湯消毒を試してみる