ただ、季節ごとに植え替えをしていると段々と花付きや生育が思わしくなくなる。「土の養分がなくなってしまった」と考えて栄養液や石灰などを足してみる。
それで上手く再利用が出来たプランターもあるが、芽が出てすぐに枯れてしまう様な植物も散見する。夏場に出かけてしまい水やりができず、「水を切らしたことが原因かな」と後悔し、毎日の点検を忘れない様に心がける。
それでも植物が育たないとなって、「土を変えるか・・・」と思い始めるも、土はゴミとして処分するのは手間が掛かり、庭に撒いておくにもその内限度が来る。これはどうしたものか「再利用出来たらな・・・」と考えて目に入ったのが、”熱湯消毒”の方法。
小さな種や卵、植物の出す独特の菌(他の植物が育たない様に生育を邪魔する菌などを出す植物もいるらしい)は勿論目視できないけれども、土を開けてみて気づいたことがいくつかある。
(1)想像以上に水が湿っている。水はけが悪い。おそらく土の種類、配合が植物や設置場所に適したものになっていない。→消毒・乾燥後、土の配合を検討する
(2)(1)のせいだと思うが、ナメクジを発見。植物が枯れた様に見えていたのは根を食い荒らされていたことだと初めて気付く。プランターの裏などにも生息していた様で、もっと細かく観察していれば気づけたのではないかと思う。→少し酷いと思ったが、熱湯消毒が効果抜群であった。
(3)根や雑草などの残留物は意外と少なかった。土が古くなってしまったというよりは、根腐れや虫類による浸食が主因ではないか。とりあえず、目に付くものはちゃんと除去する。
という発見があった。主題とは離れてしまうが、何か育ちにくいプランターがあった場合、土を広げてみて様子を観察することは有益だとわかった。
(1)細菌や虫を除去できるが、同時に良い栄養分なども失くしてしまわないか?→土の乾燥後、配合時に栄養液などを追加してみる。いつもお世話になっているお花屋さん MILLE ECLAT. 松戸さんは石灰も勧めていた。
(2)なかなか乾かない。11月上旬に熱湯消毒を行って、中旬くらいまでは天日にさらして乾燥するのを待った。天日で消毒する方法も土の再生方法としてあるらしいので、それにもなるかもしれない。途中雨の日もあったので、カバーとなるビニール袋を追加して、なるべく濡れない様に気をつけた。天候が安定する今の時期じゃないとやりにくいかなと思う。
(3)熱湯を掛けた直後、培養土ということもあったのか匂いが強く出る。近所迷惑にはならない(そう信じたい)くらいの匂いだったと思うが、やはり気になった。それは湯気が収まると気にならないレベルにはなる。その後、気のせいかも知れないが小さな虫が飛んできているのを見たので、やはり匂いは発しているのと、そのせいで害虫がまた増えないかと考えてしまう。
そこで今試そうとしているのが、ローズマリーの挿木だ。上記動画によると挿木は栄養満点の土壌よりも、むしろ少し肥料が少ない環境の方が根付きが良いらしい。独特の匂いも好きになってきたし、比較的頑丈な植物だと聞いているのでチャレンジしようとおもう。ローズマリーの場合、揷し木に適しているのは秋とのことなので少し遅れ気味かもしれないがこれも調べてブログに残そうと思う。
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